ユングの無意識論

無意識とは

  • 普遍的無意識(集合的無意識)—経験とは関係ない生まれつき持っている人類共通のイメージ
  • 個人的無意識

■普遍的無意識

  1. ペルソナ
    仮面を意味するラテン語に由来
    社会に適応するために必要とする役割的な人格を形成する元型となるもの。
    ペルソナが欠如すると社会不適応になる可能性がある。
    ペルソナに同一化し過ぎると、心の内面に目を向けられずに、様々なことを抑圧し、
    個性が発揮できない状態になる可能性がある。
  2. シャドウ
    自分の欠点や認めたくない個人の意識として採用されなかった部分。
    対人関係において、「なんとなく苦手」「生理的に受け付けない」などの否定的感情を伴う場合、
    自分自身のシャドウを相手に投影していることが多い。
  3. アニマ
    男性の心の中に存在する女性の理想像。
    アニマの性格は、一般的に母親により形成される。
    男性が抑圧している女性的な部分でもある。
  4. アニムス
    女性の心の中に存在する男性の理想像。
    アニムスの性格は一般的に父親によって形成される。
    女性が抑圧している男性的な部分でもある。

※近年では、女性にもアニマ、男性にもアニムスがあると考えられている。

■個人的無意識
フロイトが無意識について「抑圧した希望や願望の集合体」
と説明した部分を、ユングは個人的無意識とした。
さらに深いところにあるものを普遍的無意識と説いている

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